無呼吸症候群(マウスピース)

いびき外来・睡眠時無呼吸症候群(SAS)

睡眠時無呼吸症とは、気道(鼻やのど)が何らかの理由でふさがってしまうことで、睡眠中に繰り返し呼吸が止まり(10秒以上の気流停止)、眠りが浅くなる状態を指します。睡眠1時間あたりの無呼吸回数が5回以上で睡眠時無呼吸症候群とみなされます。

こんな症状はありませんか?

  • 朝起きると口が乾いている、喉が痛いことがある
  • いびきがうるさいと言われる
  • 息苦しくて目が覚めることがある
  • 寝ているはずなのに眠気が取れない

いびき・睡眠時無呼吸症候群の歯科的治療法について

睡眠時無呼吸症候群は閉塞型・中枢型・混合型の3つのタイプに分けられますがその9割以上は閉塞型とされています。 閉塞型の睡眠時無呼吸症候群はマウスピースなどを用いた歯科的治療を行うことで改善を図ることが可能です。

スリープスプリント (マウスピース治療)

いびきや無呼吸を改善する歯科的な治療法の一つが、スリープスプリントというマウスピースを用いた治療法です。睡眠時にお口の中に装着することで、下あごを前に引き出した状態にし、舌の沈みこみを抑えることで気道が広がります。こうして呼吸が正常になることで、いびきや無呼吸症状の改善につながります。

健康保険の適用について
スリープスプリントを用いた治療には保険適応内で可能なものもありますが、健康保険適応となるには、医科からのPSG検査(終夜睡眠ポリグラフ検査)等による睡眠時無呼吸症候群との診断・紹介が必要となります

※PSG検査は、睡眠時無呼吸症候群をはじめ、睡眠呼吸障害を診断するために睡眠検査室や病院で行われる精密検査です。保険適応の有無や、詳細につきましても事前にしっかりとご説明いたします。いびきでお悩みの方は、まずはお気軽に当院へご相談ください。